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『Story Seller』、『空想オルガン』、『獣の奏者外伝 刹那』読破!
2010 / 09 / 21 ( Tue )
ストーリー・セラーストーリー・セラー
(2010/08/20)
有川 浩

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空想オルガン空想オルガン
(2010/09/01)
初野 晴

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獣の奏者 外伝 刹那獣の奏者 外伝 刹那
(2010/09/04)
上橋 菜穂子

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以上3冊、読破です!
最近活字に飢えてたのか、ものっすごく読書熱が上がっています。
本当はもう1つ、シリーズもの(全4冊)を2日で読破したんですが、それはじっくり語りたいので別記事にします。

※以下、いつものように個人的な感想。相変わらず無駄に長いです。今回はネタバレ含むところもあります。未読で、ネタバレお嫌いな方はご注意を。
『Story Seller』(著:有川浩)
 新刊書架に出す前に、職権乱用「借りますー!」発動しました(笑) うちの館の利用者さん、すみません。

 これ、同タイトルのアンソロジー出てますよね。
 SIDE:AとSIDE:Bという2つの話が入っていたんですが、SIDE:Aの方はそのアンソロに載っていた話でした(SIDE:Bは書き下ろし)。両方とも作家とその旦那さんの話です。SIDE:Bの旦那さんにホレそうでした! ぜひこんな旦那さんが欲しいっ(笑) 有川さんの実話も入っているんじゃないかなぁと思う部分も多々。そういう、ちょっとした舞台裏的な箇所も楽しめました。


話としては、私はどちらかというとSIDE:Aの方が好きでした。
文章を『書く側』(=作家)と『読む側(=読者)の心理が書いてある部分があったんですが、両方に共感できたんですよね。私も読書好きですし、まだまだ未熟でへっぽこですが趣味で文章書いてもいるので。

「読ませる決意もできてないのに勝手に読まれてたなんて、自分の裸見られるのと同じくらい恥ずかしい(P31)」とか、
「ベストセラーでも自分にとってハズレこともあるし、その逆もあるし(P49)」とか。
「割と温厚なほうだと思うけど、一つだけ邪魔されたらキレることあって、それが読書なんだ(P27)」って彼のセリフは それまさに私もだよ!!って感じでした(苦笑) (実際、ここ2日シリーズ物読んでる時に邪魔されてキレそうでしたもん。いくら家族でも、あれだけは許せません! 最終巻のラストシーン読んでる時に話しかけるなあああ!)

アンソロで1度読んでいるので、展開は分かってるですが、やっぱり涙が滲みます。お昼休みに読んでたんですが「メイク落ちるじゃんか! 有川さんのバカ!」と(八つ当たりしながら)目頭押さえて読みすすめました。


物語の仕掛け(?)は「ソフィーの世界」だなぁと。SIDE:AとBの間に入ってた文章見て思いました。これだけだと何のこっちゃ、という感じですが。物語の外枠は作者が決めるんだよね、というか…うまく言えないですが、そんな感じです。意味不明だったらすみません。



『空想オルガン』(著:初野晴)
新刊の書架に出す前に、職権乱用「借りま(以下略

ハルチカシリーズ、と新刊全点案内に書いてありました。そうか、そういうシリーズ名がついたんですねー。
文章もノリも相変わらずで、とても読みやすかったです。短編集っぽいので、さくさく読み進められます。
季節は進み、夏のコンクールの話です。地区大会、そして県大会!
コンクールの舞台裏の様子とか、何だか懐かしかったです。打楽器の運搬とか、リハーサルとか。「そうそう、そんな感じだったんだよね~」と感慨深く読みました。

もちろん、ミステリー要素も楽しみましたよ~。タイトルにもなっている最後の「空想オルガン」には驚かされました。思わず、「うっそ!?」と声に出してしまったくらいです。そうだよな…1人称だとこういうことできるんだよなぁとしみじみと思いました。
先生の過去に何があったのかはまだ明かされていないですし、芹沢さんが入部してくれるのか!?とか、来年は普門館に行けるのか!?とか。
まだまだシリーズは続きそうなので、楽しみです♪



『獣の奏者外伝 刹那』(著:上橋菜穂子)
 新刊の書架に出す前に、職権乱よ(ry
 というか、納品後に新刊の処理(データ入力)される前に「こ、これ借りたいです!」と宣言したくらいです。納品されるの待ってましたぁああああ!
 私、うちの図書館に入る前に、これ本屋に並んでるのを見たんですよ。その時の衝撃といったらもう。
「っっっ!!!」と一瞬息が止まりました。「が、外伝っ…外伝でたの!? だって著者さん3・4巻出す時もためらった~みたいな話されてたのに!! しかも恋愛モノですって!?」と棚の前で立ち尽くして動揺しまくりですよ。顔には出さなかったですけど。その時はあとがきだけ立ち読みしたんです(本文読み出すと止まらなくなる自信があったので)。

ようやくゲット! 1日で読破しましたよ!
エリンとイアルの同棲時代&エサル師の若き日の話。
どちらも、幸せな時間にも、どこかしんみりとした空気が漂っているんですよね…。

以前どこかで、上遠野浩平のブギーポップシリーズに対する「この著者は戦士の束の間の休息を描くのが上手い」という批評を見たことがあるんですが(うろ覚えなので細部が違っているかもしれません)、この話もまさにそんな印象を受けました。3・4巻でエリンたちがどういう状況になっていくのかを知っているからこそ余計にそう感じたのかもしれませんが。

あとがきで著者が「本編を書き終えたときに初めて書けるたぐいのもの」と書いてらっしゃいますが、確かにそんな気がしました。確かにこれは「外伝」って感じです。

もう一度、このシリーズをぶっ通して読みたいです。寝食を忘れるくらいの勢いで。



……あー、何かものすごい長くなってしまいましたね。別記事でシリーズ物の感想も書きたかったんですが。
目が疲れたし、もう時間も遅いのでまた今度にします。
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コメント
*  *

どこまでがフィクションでどこからが現実なんだろうかと考えてしまいました。
全くのフィクションなのかもしれないですが「ひょっとして・・・」と思ってしまうのは
書き手の思惑にまんまと嵌ってしまったということなのでしょうね。
トラックバックさせていただきました。
by: 藍色 * 2012/06/08 * 18:45 * URL [ 編集] | page top↑
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「ストーリー・セラー」有川浩
このままずっと小説を書き続けるか、あるいは……。 小説家と、彼女を支える夫を突然襲った、あまりにも過酷な運命。 極限の選択を求められた彼女は、 今まで最高の読者でいてくれ... 粋な提案【2012/06/08 18:38】
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